<病気になる前に嫌なことはやめる>
自分に向いていないことを無理してやるのはつらいです。
向いていないから段取りよくうまくできなかったり、空回りしたり。
うまくできない自分を責めたりし始めると、精神的に疲弊していきます。
私は人をまとめるというのが苦手で、会社でチームを管理する立場になったとき、頑張らないといけないと思う自分と、向いていないなと思う自分とですごく葛藤しました。
もともと、そういう管理職のような立場は向いていないのはわかっていたけれど、組織の中にいると断わるのは難しいですよね。
「チームをまとめる」という以外の仕事はとても好きだったので、かなり悩みました。
うまくやろう、うまくやろうと無理しすぎて、家に帰っても、休日も仕事のことばかり考えてしまって、休まる日がありませんでした。
そして、たまったストレスが体にも出てくるようになって、仕事に行こうとすると吐き気がしたり、過呼吸になったりとひどい状態でした^^;
それでも、病院に通いながらなんとか仕事に入っていたのですが、そんな状態だからやる気も出ないし、パフォーマンスもよくありません。
ある日、胃の調子がとても悪くなり、病院を受診して胃の内視鏡の検査をしました。検査の結果、「慢性的胃炎で、このままの状態が続くと確実に胃がんになるよ」と言われた時、自分の中でぷつっと線が切れた感じがしました。
体を壊してまで働く意味は何だろう。
自分の人生に責任を持てるのは自分だけ。
もっと、自分の体を大切にしていきたい。
確実に、ストレスによる胃炎だったし、仕事が原因だったので、やめることを決心。辞めるときは引き止められたりして、かなり大変でしたが、私の代わりなんていくらでもいるはずなので、辞める決心は揺るぎませんでした。
このストレスまみれの最中に「断捨離」とも出会い、人生を新しい方向に歩いていきたいと思っていたので、ずーっとやりたいと思っていた仕事を始めることができました。
今は、在宅で仕事をしていて、ストレスゼロではないけれど、以前のようなストレスを感じることなく生活ができていて、本当に仕事をやめてよかったなと思います。
自分の体は自分で守る。
会社は責任をとってくれません。
向いていないことを頑張りすぎると、体が悲鳴を上げます。
その悲鳴にきちんと耳を傾けないと、ぼろぼろになった体と心をいやすまでに何年もかかってしまうのです。
今は、胃の調子もよく元気に暮らしていますが、体調が良くなるまでに1年以上はかかっています。
向いていないことは無理にやらない。
自分の体を守るために、潔くやめる勇気も必要です。
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